WISC-Vでわかった「極端に低い処理速度」。小学1年生の息子が検査を受けるまで

療育・LITALICO

小学1年生になった息子がWISC-Vを受けました。

検査を受けるきっかけになったのは、小学校に入学してから見えてきた「困りごと」でした。

結果として分かったのは、全検査IQ(FSIQ)の数字だけでは見えてこない、息子の大きなばらつき。

中でも特に大きかったのが、「処理速度」の弱さでした。

それまで私は、息子が何をするにも時間がかかるのは、「手先が不器用だから」だと思っていました。

でも、WISC-Vを受けたことで、その見方が大きく変わりました。

今回は、2歳ごろから続けてきた療育と、小学校入学後にWISC-Vを受けることになった経緯、そして検査を受けて分かったことを記録します。

※子どものプライバシー保護のため、検査結果など一部の情報はぼかして記載しています。

発達が気になり始めたのは2歳ごろ

息子の発達が気になり始めたのは、2歳ごろでした。

発語も動作も周りの子よりゆっくりで、2歳半健診をきっかけに、大きな児童精神科を紹介されました。

健康センターでは「もう少し様子を見ましょう」と言われました。

でも私は、待つことができませんでした。

「今、何かできることがあるならやりたい」

そう思って、自分から療育施設の利用を申請しました。

そこから、息子の療育が始まりました。

3歳ごろになると、発語についての心配はほとんどなくなりました。

一方で、幼稚園に入ってから気になり始めたのが、手先の不器用さと切り替えの苦手さです。

民間の運動療育や区の療育にも通いながら、私はずっと「手先が不器用だから時間がかかるんだ」と思っていました。

作業療法などを続けていけば、いつか周りに追いつくのではないか。

そんなふうに考えていました。

小学校入学後、授業参観で見えた「困りごと」

ところが、小学校に入学して、その考えが大きく変わります。

4月の授業参観。

教室で先生の指示についていけず、困っている息子の姿を目の当たりにしました。

そこで初めて、本格的に通級指導を検討するようになりました。

通級を利用するなら、まず息子が何を得意としていて、何につまずいているのかを詳しく知りたい。

そう考えて、WISC-Vを受けました。

WISC-Vでわかった「極端に低い処理速度」

WISC-Vの結果は、全検査IQ(FSIQ)が70台後半。

ただ、息子の場合は、すべての指標が同じくらいだったわけではありません。

言語理解やワーキングメモリーは90台だった一方で、処理速度(PSI)は50台半ば。

指標によって大きな差がありました。

私にとって一番大きかったのは、「全検査IQが70台後半だった」ということよりも、この大きなばらつきを知ったことでした。

それまで私は、時間がかかるのは「手先が不器用だから」だと思っていました。

でも、WISC-Vの結果を見て、それだけでは説明できない息子の特性があることに初めて気づきました。

息子は、情報を受け取って、考えて、作業して、次へ進むまでに、人より時間が必要なのかもしれない。

そう考えると、これまで「なんでこんなに時間がかかるんだろう」と感じていたことが、少しずつつながっていきました。

WISC-Vを受けて、次の療育を考え始めた

WISC-Vを受けたことで、息子の苦手さを「手先の不器用さ」だけで考えるのではなく、もっと息子の特性全体を見て支援を考えたいと思うようになりました。

そして、これまでとは違う療育を探し始めました。

求めたのは、一人ひとりの特性に合わせてもらえること。

そして、今困っていることだけではなく、数ヶ月後の目標まで一緒に考えてもらえることでした。

そこでたどり着いたのが、「LITALICOジュニア パーソナル」です。

ただ、わが家に提案されたプランは全額自費。

9ヶ月で総額約90万円でした。

次の記事では、なぜ約90万円をかけて9ヶ月間通うことを決めたのかを書きます。

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